この日の営業日報をもとに、
豊中北部でのタクシー営業の
立ち回りのコツをお伝えします。
地図で表すと、だいたいこの辺りです。
内環状線より北側の立ち回りです。
ポイントは3つ
- 国道176号線にこだわらない
- 東西間の移動需要を狙う
- あえて営業エリア外を走ってみる
それぞれ解説します。
1.国道176号線にこだわらない
豊中にある最もタクシーが集まる場所、
大阪国際空港(伊丹空港)。
色んな場所からお客さんを乗せた
タクシーが集まります。
一刻も早く
中心部に戻りたければ新御堂筋や空港線を使いますが、
豊中に土地勘がない
でもあわよくばと流し営業を狙うタクシー達は、
どうやって中心部へ帰るのか?
国道176号線を走ります。
176は非常にライバル(空車)が多い道路です。
いかに176を避けて
立ち回るかが重要です。
一つ、おすすめのルートを・・・
豊中駅〜服部天神駅間を線路沿いに走るルートです。
2.東西間の移動需要を狙う
176も線路沿いのルートもほぼ1車線のため、
少し先に空車が走ってることが日常茶飯事です。
また、176沿いはロードサイト店舗が多く、
大規模マンション群や住宅地は
少し入ったところにあります。
思い切って東西にクルマを振ってみてください。
豊中市内には
阪急宝塚線と北大阪急行が
メインの鉄道として走ってますが、
どちらも南北を結んでます。
岡町 桃山台
曽根 〜 緑地公園
服部天神 江坂
この間を鉄道で移動しようとすると
十三や梅田へ出るか、
北端を走る大阪モノレールを使うしかありません。
メッチャ時間と手間がかかります。
ここが狙い所です。
ここも一つ、おすすめのルートを・・・
服部と江坂を結ぶ豊中吹田線、
道路の規模の割にメッチャ手が上がりますし、
江坂、緑地公園周辺のマンション需要を取り込めます。
3.あえて営業エリア外を走ってみる
ズバリ、国道171号線です。
171自体は箕面市ですが、
豊中と箕面の市境は
営業エリアが異なるためタクシーはめちゃくちゃ少ないです。
具体的な町名を挙げると
緑丘・北緑丘・東豊中町・新千里西町など・・・
こちらの記事で書きましたが
この一帯は坂が非常に多いです。
そして、割と裕福な方がお住まいです。
坂が多いため歩くのがしんどく、
裕福な方が多い。
にもかかわらずタクシーが慢性的に少ない。
ということは、アプリ需要がすごく多いです。
まとめ
改めておさらい。
- 国道176号線にこだわらない
- 東西間の移動需要を狙う
- あえて営業エリア外を走ってみる
伊丹空港へご案内した際や
新大阪駅まで来たけどなんとなく
中心部へ戻りたくない時、
自身の営業の引き出しを増やすのに
一度試してみてはいかがでしょうか?
ドライバーランキング
コメント
ピーターさん
お疲れ様です〜!
郊外エリアの記事、
ありがとうございます!
12時〜13時30分まで豊中市エリアで空振りしたので、
今後の営業に活かします!
質問ですが、
171沿いを走る際は区域外になるので、
回送にしながらアプリを狙うということでしょうか?
区域外でGOがなった場合、
区域外から区域外のお客様になる可能性はあるでしょうか?
山田さん
お疲れ様です。
いつもコメントありがとうございます。
171での営業について
おっしゃる通り営業区域外なので
回送で走って注文を探してます。
配車場所か目的地のどちらかが営業区域内の注文しか
アプリは案内してこないので
区域外輸送の心配はしなくて大丈夫ですよ。
箕面南部〜豊中北部、タクシーの営業区域といては
分けられてるだけで、同じ生活圏・商業圏なので
相互間の移動は多いです。
そしてこのエリアには
最強の一般道、新御堂筋がありますので
運が良ければ箕面→新大阪・さらに淀川の先へ
実車でのご案内もあり得ますよ〜