まず大前提
いきなり話を折りますが・・・
そもそも、終電狙いのタクシー営業をぼくはおすすめしません。
理由は3つ
- ライバルが多い
- 必ず乗車があるとは限らない
- 次に繋がらない
1.ライバルが多い
終電で電車が無くなれば、みんなタクシー乗ってくれるのでは?
こんなの、素人でも思いつきます。
めっちゃ口悪く言えば、超浅はかな考えです。
だから終電の行き先の駅って、それ狙いのタクシーが絶対にいます。
そして大体いつも同じタクシー、運転手がいます。
2.必ず乗車があるとは限らない
終電に何人乗っているか?
その中でタクシーを利用する人がどれくらいいるのか?
当たり前ですがそんなのわかりません。
ということは、わざわざ終電に合わせて待機していたにも関わらず、
この日は誰も乗ってくれませんでした。ってこともありえます。
究極の時間の無駄です。
3.次に繋がらない
終電は繁華街→郊外に向けて走ってきます。
ということは
- 到着駅のさらに先の方へ行く
- 到着駅付近の自宅まで行く
- 乗り過ごしてしまって繁華街方面へ戻って行く
このどれかです。
終電が到着する時間は大体0時半〜1時ごろまで、
乗り過ごされた方を繁華街に送っていく場合はラッキーですが、
付近の自宅まで、あるいはさらに先の郊外へご案内した場合、
週末とかでない限りは繁華街のピークタイムが終わってしまい、
次の営業に繋がらない可能性が非常に高いです。
それでも狙うべき終電到着駅とは?
1.新大阪駅(東海道・山陽新幹線)
ど鉄板です。
終電到着時刻は両方向とも23時50分。
新御堂を使って北摂、さらに先の川西・宝塚。
南は堺・羽曳野・関空行ったこともありました。
2.JR大阪駅
ど鉄板その2です。
ここは、0時過ぎの各路線の終電を逃してしまった方々が乗り込みます。
西は西宮・三宮、東は高槻・東大阪、南は岸和田とか行きましたね。
新大阪駅・大阪駅の注意点
両駅とも、タクシー乗り場が袋小路になってます。
ということは、途中離脱ができません。
ある程度の流れを予想しながら、流れが悪そうなら並ばない「勇気ある撤退」が必要です。
3.近鉄高安駅(近鉄大阪線)
ここまでの話を整理すると、
- ライバルとなる空車タクシーが少なく
- 確実に乗車してもらえて
- 一発長打が狙える
はっきり言って、そんな駅ないです
そんな中でも新大阪駅・大阪駅は圧倒的な列車本数と利用客数で、
空車が多い、乗車してもらえないリスクを下げつつ、
長距離利用の可能性が比較的高くなる場所です。
他の路線、私鉄の中で自身の経験上唯一おすすめできるのが
近鉄大阪線の高安駅です。
近鉄大阪線は、奈良・三重・先は伊勢や名古屋まで繋がってます。
私鉄路線としては桁違いの長距離の利用客がいる路線です。
ぼくは高安駅から大和高田・桜井へ案内、
未遂になりましたが三重県の名張行きもありました。
まとめ
そもそも大阪市域圏内で、終電の行き先なんて限られます。
ここになくてある程度距離が出そうなのは・・・
- なんば(南海電車)
- 住之江(南海本線)
- 東花園(近鉄奈良線)
- 鳳(JR阪和線)
といったところでしょうか?
いづれにしろ、わざわざ狙って行くものではないです。
終電狙いの営業をしてて稼ぎがいい人って、ほとんど聞かないですね。
それぐらい効率が悪いんです。
たまたま終電の時間帯に付近を通ったら覗いてみようかな?
ぐらいの距離感で付き合いましょう。
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